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自然環境の明日を想像します 
飯田建設工業株式会社

新製品・品質向上への取組み

取組課題1 <再生コンクリート材から六価クロム溶出低減に関する取組>

 およそですが、昭和40年〜50年代に建築されたコンクリート構造物の使用資材に、貧配合生コンが使用された経緯及びセメントに由来する再生材から6価クロムの溶出が危惧されています。

弊社はその対象年代のがれき類(コンクリート又はセメント固形物)の搬入の可能性を懸念し、自社品質管理の一環として目視と口頭質問による搬入物の管理と必要に応じ再生砕石・再生砂を工場採取し6価クロム溶出試験を実施してきました。

 再生品(他業リサイクル製品全てに)の品質向上の要望が高まる中で、弊社は更なる製品の安全性の確保を取組課題と位置づけ、工場に搬入される全ての年代のがれき類(コンクリート)を対象とする取組を開始しています。
 6価クロムは環境基準値(0.05mg/リットル)を超える数値に対して有害とされていますが、簡単に3価クロム(無害)に還元でき無害化が可能な物質でもあるのです。

しかしながら近年の環境重視の機運で、有害物を含む可能性と、単に一時的に銘されたものが十把一絡げにその全てが危険だとされていることが、非常に遺憾に感じているのは我々の業界人だけでないはずです。

又、弊社は各種産業廃棄物の中間処理業務を通し、不法投棄の防止と自然界採取発生資材(山土・川砂・海砂等)の代わる再生建設資材・再生原料・燃料資源の生産販売を継続してきた企業である故に、長年に渡り環境破壊抑制に少なからずとも寄与し貢献出来きてきたであろうという自負からも、今回の課題に取組む企業努力をその危惧される時期以前に開始しています。

具体的な取組

弊社の防塵抑制設備の一つである水道水噴霧設備の【貯水容器(3000リットル)】に
六価クリアー を混合した水を、再生製品の生産過程において噴霧し、製品搬出前にその安全性確保の為の、万全の取り組みを既に実施してます。これにより、懸念されている再生コンクリート材から6価クロム溶出低減の課題に十二分に対応していると考えています。

防塵対策噴霧設備

六価クリアー噴霧状況



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